Q.遺骨でお葬儀をしてもいいのですか?A.日本の多くの地域では、お通夜・お葬儀の後に火葬をする流れが一般的ですが、地域によってはお骨でお葬儀を営むのが通例な場合もあります。地域による風習の違いはありますが、遺体でのお葬儀も遺骨でのお葬儀も、仏教の教義ではいずれも否定されるものではないので、ご安心ください。

Q.お葬式をする意味は何ですか?A.お葬式とは、家族や親族が亡くなられた方をあの世へ送り出す宗教儀礼で、僧侶が故人を仏の世界へと導き入れる意味があります。家族葬や直葬など、お葬式が簡略化される一方、同じ世界で同じ時を過ごした家族や友人を送り出したいという、人間の素朴な想いや祈りを捧げる場として、お葬式の意義を見直す機運も高まっております。故人の想いと遺族の願いを汲みあげるのがお寺の役目であり、生きている方が亡くなった方と向き合う大切な「場」がお葬式です。

Q.なぜ戒名をつけるのですか?A.本来、戒名は亡くなった方の名前ではなく、生前に仏教に受戒した者(仏教徒)に授けられる名前ですが、それがかなわなかったため、亡くなって仏の世界へ入る際に必要となり、授かるようになりました。戒名は亡くなられた方の略歴や性格、趣味などをお伺いし、選字し、その方の人格や生涯の業績、また仏教的な意義などを示します。詳しくはご相談ください。

Q.亡くなってから遺骨にするまでの手続きはどうしたら良いですか?A.ご遺体を火葬するためには、役所へ死亡届を提出し、火葬許可証を受ける必要があります。ご家族で手続きをすることもできますが、火葬までの手続きを葬儀社が代行するのが一般的です。また、地域によって手続きの方法が異なります。嶺峰院推薦葬儀社の「お葬式センターもみじ」(072-648-3181,24時間受付)では搬送から火葬、遺骨葬までの一連の手配を全て行っていただけるので一度お問い合わせください。

Q.嶺峰院で火葬の手配をお願いできますか?A.嶺峰院ではご遺骨にするまでの手続き等は行っておりません。ご遺骨にするまでの手続きに関して、
嶺峰院より葬儀社をご紹介させていただいております。
○嶺峰院推薦葬儀社「お葬式センターもみじ」(072-648-3181,24時間受付)

Q.火葬後、すぐに遺骨葬を行うことはできますか?A. 火葬された当日は、遺骨葬ができない場合がありますが、できるかぎりお時間の調整をさせていただきますので、お問い合わせください。

Q.宗派がわからないのですが、遺骨葬をしてもらえますか?A.ご先祖様の戒名や仏壇で宗派がわかることがありますので、ご相談ください。もしわからない場合でも、嶺峰院では宗派を問わずに遺骨葬を賜ります。その場合、天台の戒名をおつけしますが、天台宗への勧誘や改宗は強制いたしません。

Q.高槻市外に住んでいますが、遺骨葬をしてもらえますか?A.どこにお住まいの方でも、嶺峰院にご遺骨をご持参いただければ遺骨葬を行えますので、ご相談ください。

Q.直葬を済ませ、遺骨にしてから1年以上経っていますが、遺骨葬をしてもらえますか?A.時間の経過に関わらず、遺されたご遺族が亡くなられた方を想う気持ちが何より大切だと考えております。
ご遺骨を前に、お寺で僧侶がしっかりとお経を唱えて弔い、ご遺族のお気持ちにお答え致します。

Q.嶺峰院で遺骨葬をした後、檀家にならなければなりませんか?A.檀家になることへの強制はいたしません。お彼岸や年忌法要などのお知らせはご希望をお伺いした上で、ご案内させていただきます。

Q.お墓は必要ですか?A.少子高齢化の影響で墓地の継承者がいない場合が増えてきているのが現状です。その為、お葬式の多様化に伴い、納骨の方法も多様化しております。納骨は墓石が必要なお墓だけでなく、樹木を墓標とする樹木葬や、継承者を必要としない永代供養を選ばれる方が増えています。嶺峰院では遺骨葬の後のフォローもさせていただきますので、ご相談ください。

Q.遺骨葬の費用とは別にお心付けは必要ですか?A.遺骨葬の費用(25万円)はお布施として頂戴しておりますので、別途でお寺へのお布施やお心付けは不要です。

Q.嶺峰院で遺体でのお葬式はできますか?A.嶺峰院では、ご遺骨のお葬式のみ執り行っているため、ご遺体でのお葬式はできません。